小春日和の11月18日(日)第5回県民交流大会「がん体験談と勉強会」を開催。
がん患者・家族、遺族、医療者、支援者の方々にご参加いただきました。
がん体験談では、がんと告げられたご夫婦ががんサロンの参加によって、今まで悩んでいた
治療を積極的になれたこと、みんなが自分のことのように真剣に考えてくれる仲間がいる
ことで、がん診療連携拠点病院、支援病院でのがんサロン参加を呼びかけられた。
今回ご講演をいただいた奈良県総合医療センター副院長 外科部長 高 済峯先生は、威張らず、ご自分を高くアピールすることもなくそのエネルギーを患者さんの治療に注がれる先生にでした。
この先生との出会いにより10回の手術をされた患者の体験談は、あきらめずがんと向き合って生きられることの喜びでした。
ご講演では肝・胆・膵の手術症例を数多く分かりやすく紹介していただき、がんであっても希望がもてるお話でした。
全体交流会では、奈良県立医科大学附属病院がん相談支援センターの相談員(川本 たか子)さんの進行で参加者からの質疑応答で早期発見、早期治療に対する質問に、CT、造影剤CT、MRIそしてエコーの使い分けの話を聞くことができました。
また、検診の必要性も知ることが出来ました。
リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018奈良は台風のため10/6は中止となりましたが、10/7(日)10:00~16:00までの6時間ですが開催ということで、
NCN若草の会は、「フリータイム・カフェ」を開催いたしました。
天理よろづ相談所病院 緩和ケア専門看護師 松尾師長さんにも参加を頂きカフェは20人足らずでしたが、会員で初参加の方、会員でない方の参加も頂きフラッグを持って歩いていただきました。
初参加の女性は命のタスキを受け取られ、開催の意味を深く受け止められたようでした。
そして、エンプティテーブルでの朗読をNCN若草の会でさせて頂きました。
がん患者・家族の支援、がん征圧を目指すチャリティー活動を一人でも分かっていただけた僅かな時間でした。
事前に「大仏さんカフェ」申込をいただいた方には中止と変更の連絡をさせていただきましたが、何も知らずに10/6に来られた方もあったようです。
誠に申し訳ありませんでした。
がん哲学外来「大仏さんカフェ」5周年記念講演会と通常の大仏さんカフェは、
病院では思っていることが話せずにいるがん患者さん・家族が思いを語っていただく「医療の隙間」を埋める活動です。
今回募集人数50名のところ、ご用意しました66席が満席となりました。
順天堂大学 医学部病理・腫瘍学講座教授 樋野 興夫先生を招いてのご講演テーマは、『利己的でHappy vs 利他的でJoyful』
自分のために追及する表面的な幸せではなく、人のために生きることで内面からわき上がる喜びこそが人生を輝かせるということである。
使命感で生きるということでもある。
それには、病気であっても病人でない自分でありたいものです。
樋野先生は何時でも、
「人生の完成は品性の完成である」と話されます。
品性には余裕が必要とされます。
まずは、がん哲学外来「大仏さんカフェ」で思いを語り心を軽くしてゆとりのあるがん患者・家族であるためにこれからもいろいろな形で開催してまいります。
緑に囲まれ若草山を眺めることの出来るサロンを、デイサービス LaLaあやめ池さんのご厚意により場所提供をいただいての開催となりました。
がん患者遺族でもある、市立奈良病院 がん相談支援センター 認定がん専門相談員 野武 栄子氏に参加をいたきました。
初参加の方からインターネットでいろいろなことを調べていてどれが正しいのか分からなくなるとのこと。治療を受けている病院のがんサロンに参加して心が和らいだとのことで、
ご夫婦で参加いただきそれも友達を誘っての参加でした。
やはり全がん種の患者会とあって、すでにがん経験が豊富な方(生のお話)からのお話は参加された方にとって参考になるものでありました。
がんになって仕事を辞めることになり社会との繋がりがなくなってはいけないとの思いで
参加されている方。
がん患者家族、遺族として参加された方からは、母親が発見時にはステージⅣと分かり気付けなかったことに悔やまれていました。
がんと分かったとき、周りの者はあれもこれもと気遣うことが多いようですが、
まず、患者本人に何をしてほしいか、そして自分は何をしてあげることが出来るかを確かめ合うことで、無理なく寄り添うことが出来るのではないでしょうか。
最後に野武氏から、皆様がどのように考え、悩んでおられるか少しでも身近に感じられるようになりましたとのお言葉をいただきました。
6月の梅雨空を吹き飛ばすほどの笑顔の対話花が咲きました。
2018年1月28日奈良ロイヤルホテルにて、NCN若草の会 新年会(親睦会)とカラオケ開催。
久しぶりにお会いした方、遠く三重県から参加してくださった方。
お母さんと娘さん親子での参加をいただいた会員さん。
会が出来て初めての開催でしたが、隣の方とは初めてなのに情報交換や自己紹介など会話が弾むひと時でした。
会のことを思ってくださる方、何かお手伝いをと申し出てくださるお言葉は、
『患者・家族に寄り添うがん医療を考える』
若草の会が目指しているそのものです。
これからも、お力添えをいただきながら皆様にお役に立てる患者会であればと思っております。
元気な歌声♪楽しいひと時で元気をいただいた一年の始まりでした。
雪が舞う一日でしたがご参加ありがとうございました。
10/14(土)~10/15(日)の24時間リレー・フォー・ライフ・ジャパン奈良にて
NCN若草の会もブースを設け、がん哲学外来「大仏さんカフェ」を開催。
雨模様にも関わらず30名の参加をいただきました。
初参加の方からは、『世界一、能天気ながん患者』を目指しますとのお言葉。
リレー・フォー・ライフ・ジャパン奈良のテーマソング「笑って歩こう 明日に向かって」
の歌詞の中に、
♪ほらそこには いつも語り合える
愉快な仲間がいる♪
今回の「大仏さんカフェ」も、
空っぽの器は、
笑顔がいがいっぱい、想いがいっぱいで、溢れんばかりとなりました。
雨の中参加して下さった皆様、若草の会のフラッグを持って歩いて下さった皆様、
本当にありがとうございました。
来年もお会い出来ますように。
満席御礼
今回も「大仏さんカフェ」は、早々と定員に達しました。
コーディネーターとして市立奈良病院がん相談支援センター 認定相談員 野武栄子さん、社会保険労務士の荒木さんの参加をいただいての「大仏さんカフェ」。
「あなたが最後に望む治療と病院選び」についての提案に対してのお話をいただきました。
自分の療養の選ぶ難しさがあること、意思表示が出来る時にしっかりと伝えることの大切さでした。
参加してくださった中にはこれから放射線治療と抗がん剤治療のため入院される方、現在抗がん剤治療を休止されている方、そして4年前にステージⅣの肺がん患者としてご夫婦で若草の会に入会され“心の安らぎを感じ取ることが出来ました”と話された遺族の方。
【遺族の方々からの応援メッセージ】として、患者のわがままを家族は気にしてやること。しかし患者のわがままは、わがままではないということであるとの言葉をいただきました。
「がん」ばかりで悩むのではなくもっと他のことで悩み、自分に何か出来ることはないかと思うぐらいに生きるいい覚悟の生き方を心に、NCN若草の会の原点である『広げようピアサポートの輪!』の確認の意味で、参加者が輪になって手をつなぎ、10月14日開催のリレー・フォー・ライフ2017奈良in「大仏さんカフェ」での再会を誓いました。
7種類の紫陽花と、「龍笛」による“越天楽”“琵琶湖就航の歌”の演奏で皆様をお迎えしての第17回がん哲学外来「大仏さんカフェ」。
今回は遺族として初参加の方や、がんと緑内障であってもみんなから元気をもらえると参加してくださった方。
患者サロン、「大仏さんカフェ」に参加しないと不安になるらしく、大仏さまの懐に抱かれているようで心穏やかになる所とのこと。
参加いただきました医療関係者、天理よろづ相談所病院 緩和ケア認定看護師 師長 松尾理代氏より、緩和ケアについて簡単に分かりやすくお話をいただきました。
これからも「大仏さんカフェ」は想いを語り、不安解消の道探しの場、医療関係者の参加により知識を得る場として開催を続けてまいります。
3/12(日)第15回がん哲学外来「大仏さんカフェ」は参加募集2週間で定員に達し、
その後も参加申し込みをいただきましたが、限られたスペースにつき、お断りをさせていただいた次第です。
今回は、奈良県総合医療センターがん相談支援センター がん性疼痛看護認定看護師さん
、がん患者さんと就労の社会保険労務士さんにも参加をいただきました。
希少がんのIさん、朗読ボランティアをされている胃がんのSさん、血液のがんのAさん、いろいろながん種の方々のお話を聴くことによって、がんと向き合うための参加となることが多くありました。
抗がん剤を中止すれば、どれくらいの期間で薬は身体から無くなるの?
女性患者さんからは、女性特有の脱毛、美容についての質問等があり、同じがん種でもおひとり、おひとりの悩みは違い、想いを語っていただきました。
2時間が足りないぐらいで、用意させていただきました空っぽの器には、
笑顔いっぱい、想いいっぱいで溢れんばかりの「大仏さんカフェ」でした。
今年最後の「大仏さんカフェ」は畝傍山を眺めながら竜笛による演奏
♪越天楽 ♪アメイジング・グレイス ♪見上げてごらん夜の星を
を聴きながらこの一年を振り返えることの出来るひと時でした。
奈良県立医科大学附属病院 看護主任がん看護専門看護師さん、
社会保険労務士さん、
初めて参加された方、ご主人に送ってもらい参加された方、
福島で東日本大震災に遭われ今は奈良県の役場で支援のお仕事をされている方、
がん=死と考えてらっしゃった男性は、
がんサロン、大仏さんカフェに参加して、“なんでアホなことを考えていたのか”
皆さんから元気をもらい、「ありがとう」の感謝の言葉に私たちも元気をいただきました。
想いを語っていただき、皆で話し合い、最後は今話題の“プレシジョン・メディシン(高精度医療)”の話は参加者に興味深いものがあり有意義な2時間でした。
今年も一年、ご支援、ご協力ありがとうございました。
リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016奈良は今年で4回目。
今年は日本での開催10周年記念の全国のタスキが栃木県より引き継いだものと、もう一本は奈良のタスキで、2本の「命のタスキ」を繋ぐこととなった。全国の「命のタスキ」はNCN若草の会に託されスタート。
奈良県以外からのサバイバーさんの参加もあり、新しい出会いがいっぱいあったようです。
夜越しで「命のタスキ」を繋いで頂いたケアギバーさんに頭が下がるおもいでした。
サバイバーさんは、ケアギバーさん(家族・支援者など)に寄り添いっていただくことで、がんと向き合う力と養っています。「感謝」
来年もNCN若草の会のフラッグと一緒に歩けますことを祈っております。
会場 奈良市下三条町38[KO:HI:KAN]珈琲館
☎0742-27-2777 ホテルフジタ奈良の西側
JR奈良駅徒歩約5分
近鉄奈良駅徒歩約6分
*駐車場がありませんので、公共交通機関を
ご利用ください。
●参加費 無料(お飲物は各自負担にてご注文願います)
●参加方法 裏面の「大仏さんカフェ参加用紙」に
ご記入の上、郵送またはFax にて下記《お申込み先》に申し込んで下さい。
●定員 20名(定員を超えた場合のみ通知いたします)
平成27年度最後の開催となりました3月13日の「大仏さんカフェ」は早々と定員20名に達しお断りした次第です。
今回は市立奈良病院緩和ケア認定看護師さん、特定社会保険労務士さんと、いろいろな立場の方の参加もあり、想いを語り皆で解消の道を探すことが出来たのではないでしょうか。
対話の花が咲いた2時間でした。今回、参加出来なかった皆様、次回はお早くお申込み下さい。
場所:奈良市ボランティアインフォメーションセンター
1階ロビーにてのパネル展参加。
NCN若草の会の活動(がん検診の啓発活動、大仏さんカフェ等)を展示させていただきました。
テーマ「笑顔と仲間」
場所:奈良県社会福祉総合センター1F 香鈴都(かりんと)
連絡先(香鈴都):090-3848-2504
住所:〒634-0061 橿原市大久保町320番11
アクセス:近鉄畝傍御陵前駅 東出口から北東へ徒歩3分
時間:13:00~15:00
定員:20名(先着順)定員になり次第締め切ります。
【お申込み・お問合せ】NCN若草の会(西垣)
電話/FAX0742-43-8318 メール:ncn.wakakusa2013@gmail.com
ガラス越しに差し込む日差しの中、今回のがん哲学外来「大仏さんカフェ」は時間が足りないぐらい、参加者の想いと、仲間による対話で解消の道探しが
出来たのではないでしょうか。
QOL(生活の質)を考えられての選択で、抗がん治療を止められた方。
そして今、正に抗がん剤治療の選択で悩んでらっしゃる方の帰り際の笑顔が素敵でした。
みなさま、次回の大仏さんカフェでお会い致しましょう。
〒630-8122
奈良市三条本町13-1 はぐくみセンター1階
奈良市ボランティアインフォメーションセンター
「NCN 若草の会」
代表 西垣京子
(連絡先)副代表 木村 喬(tel.0743-25-3800)
NCN若草の会メールアドレス ncn.wakakusa2013@gmail.com